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J'ai les cheveax bruns.



ラピッシュという店で髪を切って来た。この店の名は、「遊び心」という意味があるらしい。

髪をふた月に一度きりに行っている。私は短い髪が好きだ。勿論長くのばしていた時もあるが、今はさっぱり切った短い髪に落ち着いている。

今回、いつものスタイリストの人が、用事でいなかったため、ここのもと店長という人が切ってくれた。
彼は彼なりのこだわりのある人らしく、自らの体型維持をできなくなったら引退するつもりだと言うことや、髪を切った後のワックスのつけ方などを教えてくれた。

その中で、髪を染めることについて話が出た。彼は、以前ストレスからとても明るい色に髪を染めていたらしい。40代半ばくらいだろうか。しかし、彼の先輩のスタイリストから「そのどぎつい色は、品がない」といわれ、やや強引に色を落とされたのだとか。しかし、そうなって初めて、その「品のない色使い」に気がついたらしい。他のスタッフや客でさえも、色を変えるまでは彼に、反応を返すことができなかったそうである。

さて、私はそんな彼に黒髪が珍しいというようなことを言われた。そうだろうか。最近では茶髪のブームは去ったから、黒髪ストレートを自慢するような大学生はむしろ増えているように思う。彼は続けて「でも後ろ髪は明るいから、就活で染め直したのかと思った」といった。

私は生れてから一度も染めたことはない。珍しいことを言われるものだと思った。人は何故髪を染めるのか。変わりたい願望があるからだろうか。自らの持って生まれた色を変えたいと思うのは少し不思議な気もする。しかし、小さな変化は精神的にもプラスに働くことも確かにある。一概にどちらが良いとは言えないが、髪を染めただけで何かが大きく変わると考えてはいけないようにも思う。自分は自分でそれ以上でも以下でもないのだから、それが飛躍的に変わることはない。

なんにせよ、いつか(白髪染めも含めて)自分が髪を染めるときがきたら、「品のない色」にだけは染められたくないと思った。髪の色も。精神的にも。


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