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On peut goûter le manuel scolaire.
フランス語の教育について教える授業を受けてきた。
フランス人の教授が担当している授業だ。彼女によると、教師と生徒は対等な立場ではないらしい。両者は、アシンメトリックな関係であると。アプローチの仕方によって生徒との対話型、グループ型と対処していかなければならないが、確かにそうだ。
生徒と教師は対等ではない。アシンメトリックな関係という言葉に妙に納得するものがあった。
またフランスでは、教科書の作成がある程度制限されているらしい。誰でもが、気軽に出版できるものではないのだ。それ相応の専門家と審査の結果、厳選されたものだけが本として出てくる。
日本にも、教科書や、テキスト類は無数にあるが、その中から良質のものを選び取るのは難しい。生徒に合った、教師にも適応する、教材として適当なもの。あるいは、独学で学んだり復習したりすることにおいても重要な選択だ。私もフランスの問題集などを買うとき、はずれを選んでしまったと思うことがある。一読しただけではなく、その問題の難易度などもじっくり見ていかなければならない。
いわば、教科書のテイスティングだ。見た目、色、香りの代わりに、難易度、内容の面白さ、分量などをみたりする。
これから長く付き合っていくことになるだろうフランス語において、教科書のテイスティングは上手くできるようになっておきたい。
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