×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
Le Belge a fait une manifestation.
23日、ベルギーでデモが行われた。デモの原因は、新政権が発足しないことへの不満と閉塞感だ。ベルギーは北部の豊かなオランダ語地域と、貧しい南部のフランス語地域に分かれている。そこから二つの地域を合わせた政権をつくりだしているのだが、今回その新政権が7カ月ほど、(200日以上)決まっていないのだそうだ。23日にはデモにより、3万4000人の人が集まって訴えていたらしい。
テレビでこのニュースを聞いたとき、まずインタビューされた人のフランス語が耳に飛び込んできた。だから、瞬時にフランスでストライキが起こったのかと思ったのだが、ベルギーでの話だった。
デモを行うことは、自らを表明することだ。暴力的な方法でなく、自らの気持ちを臆せず言えるのは貴重な体験だ。私は、日本でデモに参加したことはないし、直接見たこともない。
デモは、糾弾するという意味合いが色濃いが、ストライキはどこかお祭りのようなものなのだとフランス人が言っていたことを思い出す。戦う、というニュアンスからは外れるのだろうか。これからフランスに行くにあたり、ストライキを経験することもあるのではないかと思う。もし、可能ならば、そこに明確な意志を持って参加してみたい。そこで感じられる思想や空気を言うものを味わってみたいのだ。
デモの、あの殺伐とした深刻さとは違い、ストライキには、どこかその意思表明に高揚感のようなものがまじっているような気がする。
ともあれ、ベルギーでも早く新しい政権ができ、政治と国とが安定して欲しいと思う。
PR
この記事にコメントする