忍者ブログ
[56]  [50]  [49]  [47]  [46]  [45]  [44]  [43]  [42]  [41]  [40
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。





                  Je suis allee au cinema avec une amie.



『太平洋の奇跡』という映画を見てきた。一緒に見てきたのは、警察官の親を持つ私の友人だ。久しぶりに映画を観に行ったが、彼女は、私と2010年に観に行った『シャーロックホームズ』以来であったという。

私は、個人的には、戦争の絡む映画をみるのは好まない。感情移入しやすい性分なので、必要以上に考えすぎてしまう。自分でもそれが、あざといような気がして好きではないのだ。「泣かせる映画」で「泣かされる」のが嫌いなように、「戦争はやってはいけない」という強いメッセージに「そうだ、その通りだ」と迎合するのが厭なのである。

勿論、反戦を主張すべきだ。しかし、映画やテレビなどの媒体をとおして、それを鵜呑みにするのではなく、自分で考えたうえで、反対だと言いたい。そう思うのだ。

しかし、友人が見ようと言うので、いつもと違う感想を得られるやも、と思い見てみた。

そして、そう、悪くもないのだと思った。戦争映画は重たいし、苦しかったりきつかったり、血みどろになったりするのではないかと思ったが、そんなグロテスクな描写を連ねる感じではなかった。

フォックスと呼ばれた、大場大尉という日本兵を中心にサイパンで繰り広げられる、日本兵たちの最後の足掻き。日本人女性が今風の顔をしていたのが少々気になったが、友人は大場大尉の演技が微妙であるとぶつぶつ言っていた。

こうやって、映画の感想を言い合えるのも楽しい。なにせ、私たちは、本当に久しぶりに会ったのだ。

これから、私たちは、酌を交わし合う予定だ。それもまた一興。果たして私は彼女についていけるだろうか…。




PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
カレンダー
05 2025/06 07
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30
フリーエリア
最新コメント
最新記事
最新トラックバック
プロフィール
HN:
No Name Ninja
性別:
非公開
バーコード
ブログ内検索
P R
忍者ブログ [PR]

material by: * Photograph by:Sayo(Le*gume)