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Je suis allee au cinema avec une amie.
『太平洋の奇跡』という映画を見てきた。一緒に見てきたのは、警察官の親を持つ私の友人だ。久しぶりに映画を観に行ったが、彼女は、私と2010年に観に行った『シャーロックホームズ』以来であったという。
私は、個人的には、戦争の絡む映画をみるのは好まない。感情移入しやすい性分なので、必要以上に考えすぎてしまう。自分でもそれが、あざといような気がして好きではないのだ。「泣かせる映画」で「泣かされる」のが嫌いなように、「戦争はやってはいけない」という強いメッセージに「そうだ、その通りだ」と迎合するのが厭なのである。
勿論、反戦を主張すべきだ。しかし、映画やテレビなどの媒体をとおして、それを鵜呑みにするのではなく、自分で考えたうえで、反対だと言いたい。そう思うのだ。
しかし、友人が見ようと言うので、いつもと違う感想を得られるやも、と思い見てみた。
そして、そう、悪くもないのだと思った。戦争映画は重たいし、苦しかったりきつかったり、血みどろになったりするのではないかと思ったが、そんなグロテスクな描写を連ねる感じではなかった。
フォックスと呼ばれた、大場大尉という日本兵を中心にサイパンで繰り広げられる、日本兵たちの最後の足掻き。日本人女性が今風の顔をしていたのが少々気になったが、友人は大場大尉の演技が微妙であるとぶつぶつ言っていた。
こうやって、映画の感想を言い合えるのも楽しい。なにせ、私たちは、本当に久しぶりに会ったのだ。
これから、私たちは、酌を交わし合う予定だ。それもまた一興。果たして私は彼女についていけるだろうか…。
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