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Je voudrais lire beaucoup !



最近、家のパソコンが使えない。非常事態である。それというのも、私は一日必ず一回は、パソコンを起動させて何やかやとするのが好きだからである。おそらくは、古くなってきたからなのだろうが、やや、心配である。

海外においても、何よりネット環境が整っていない場所というのがつらい。連絡手段としてパソコンがないというのに激しい恐怖を感じたことがある。普段の生活でも困るのに、海外ならなおさらだ。おそらく私はネット中毒か、その予備軍くらいにはなっているのだと思う。

しかし、先日泊りに来た刑務官の友人のおかげで、読書熱が再燃してきた。なんだか、本が読みたいのである。なんでも、というのではないが、やはり数を読まないと良いもの、悪いものや、好みのものなどを見つけることができない。パソコンが使えないのをいいことに、読書量を増やしているところである。

彼女のお勧めは、天使の…ささやきだったか、つぶやきだったか。ひとまず内容が濃くてお勧めであるらしい。彼女は割合戦闘物も好むらしく、そちらのほうへ趣味がいっているようだが、それ以外にも映画化された本などを教えてくれた。タイトルはあとでちゃんと確認しておこうと思う。

こうやって、聞けばポン!と返ってくるのがうれしい。

先日会った知り合いの女性に(友人であるとは言い難い)、お勧めの本を聞くと、何冊もあると豪語したうえで数十分かけて脱線し、結局出てきたのが浅田次郎の『鉄道員』一冊だったのには、呆れた。しかも私はすでに中学生の時に読んでいた。彼女は、それ以外勧めることなく、自分の読書量や感受性の高さを切々と語り続けていたが、なんともすっきりしないものがあった。

私は、サスペンスものやミステリもの、推理小説などが好きだ。今まで意識したことはなかったが、赤川次郎、内田康夫、宮部みゆき、高村薫、北村薫、京極夏彦、小野不由美…あげていくと確かにその傾向が強い。冒険ものも好きである。ファンタジーなどはわくわくしてくるので好きだ。

昨日も、神永学の『八雲』シリーズの6巻を読了した。次は、村上春樹を読もうか、アゴタ・クリストフを読もうか、荻原規子の『薄紅天女』を読もうかと目移りしている。

こういう読書期間も悪くないのではないかと思う。



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