×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
Il y avait une exposition de M Jean Fernand a Daimaru.
友人と連れ立って、大丸の6階で行われている、絵の展示会を見に行った。15点ほどの作品のある、こじんまりとした一角だった。
そのささやかな片隅で、まるで色鉛筆で描いたような淡い作品たちが、静かに並べられていた。にぎやかな展示というものもある。それは、来ている人や展示場全体の雰囲気の活気というものもあるが、作品自体がエネルギッシュで訴えかけることもある。そういうにぎやかさ。
今日の展示で、それはなかった。作品たちはみな、淡い春の光の、風や幸せ、花や何げない風景で、それ自身がまどろんでいるようだった。
イル・ド・フランスの画家ジャン・フェルナン氏による、印象派の絵に影響を受けたものだった。絵画は抽象的なものではなく、色合いが油絵であるのにかかわらずパステル調といった感じであった。
甘い見た目の、女性が好みそうな絵だ。本人が来ると言うので、行ってみたのだが、あいにく休憩をとっており、会話をすることはかなわなかった。しかし、彼の直筆の入ったポストカードを貰って来た。
案外早く終わってしまった展示場見学だったがそれなりに悪くはなかったのではないかと思う。
作品の購入も受け付けていたが、そちらの方は、手が出せなかった。こういう絵が、買えるようになればいいと思うところなのだろうが、私は、こういう絵が、描けるようになればいいと思ってしまった。
これから行くフランスで、色々な景色を目に焼き付けて、描いてみたい。
PR
この記事にコメントする