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Mon bras est tombe.
唐突に大学での部活の先輩が言っていたことを思い出した。
「眠ってはいけない状況の時、どうしても眠くなってしまったら、仰向けに横になった状態で、片手を上に上げて、寝ればいい。」
そういっていた。どうしてもあらがいがたい眠気に襲われたのであれば、片腕を上げた状態で眠れ。そうすれば、まどろむときに、自然と腕の力が抜け、手が落ちてくる。その衝撃に驚いて目を覚ますから、と。雪山での遭難でもあるまいし、眠ってはいけない状況というのを作り出す、差し迫ったシチュエーションが日常的にあるようには思えない。
そうまでして目を覚ますくらいなら、眠ってしまえばいいのに。
聞いたときもそう感じたが、今日ベッドの上で、半分まどろんだ状態になってから、急にその話を思い出すと、妙に笑いがこみ上げてきて眠れなくなった。
結局その先輩の話にはめられてしまったようなものだ。
私は、落ちてくる腕に笑いながら、目を覚ました。
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