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J'ai fini de lire le roman japonais.




『空色勾玉』を読んだ。読書づいている今日この頃である。

何かが読みたくてたまらない。そんな時期になっているようだ。『空色勾玉』は荻原規子さんの作品。日本のこじきを舞台にしたファンタジーだ。…こう書くと、なんだか正確さを欠くような気がする。それというのも、ファンタジーというと子どもっぽさが前面に出てしまって、まずある程度成長した人たちの読むのをためらわせてしまう気がするからだ。

しかし、私が彼女の作品を知ったのは、児童文学でである『樹上のゆりかご』という作品を図書館で借りてきて、読んだところとても面白かった。学校が舞台の物語。パンに入ったガラスのかけらや、花火大会や…。サロメを演じる少女の妖艶さなども好きだった。これが、児童文学なのか、と。そのジャンルから大きく抜け出した、もっと多くの人に読んでもらえたらと思うような作品だったのだ。

私は小学校のころ児童文学ウィ男読むのが大好きで、図書館で借りてきては、読みまくっていた。だから、児童文学には掘り出し物が多いという認識がある。『遠足こわいぞ、あぶないぞ』しかり。児童文学というジャンルに押し込められているが故に、多く読まれていない良質の作品は多くあるのではないかと思う。

私は、『ナルニア国物語』を読んだとき、自分には遅すぎた、と感じだ。どうしてもその幼い感じに共感を持つことが出来なかった。これを小学生のころに読んでいたならば、好きになっただろうに途残念に思った。

本と人とでは、出会いがある。相性もあり。その時分からなくても、読み返せば、ものすごく納得したり、新しい発見をしたりする事もある。


空色勾玉も主人公の「さや」という少女と月代王のやりとりに、一人でわやわやいいながら読んでしまった。想像力を膨らませ、読書するのはものすごく楽しい。その時間は、絶対に私だけのものだからだ。

また、何か本を読みたい。


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